高校生の頃から福祉に興味を持ち始めて、福祉系の大学へ進学しました。大学で、精神疾患や児童・高齢と幅広い福祉を学んでいくうちに、どの分野にも関わってくる「障害」に最も興味を持ちました。就職活動を進めていく中で、様々な法人と出会いましたが、現在の法人に就職したきっかけは、「明るさと感謝の心」でした。見学へ行かせていただいた際に、施設内がとても明るく、初めて出会う私にも、皆さんが笑顔で迎えてくださったことが嬉しかったです。また、どんな時でも感謝の心を持って接する利用者の皆様と職員さんの関係性がとても素敵だと感じました。私もここで働き、障害福祉の事、社会人としての心を学ばせていただきたいと思い、入職いたしました。

現在は、相談兼生活支援員をしています。具体的な仕事内容としては、食事、排泄、入浴をはじめとした利用者の方の日々の生活をお手伝いさせていただいています。また、新人ながら担当を持たせていただき、現在個別支援計画に沿って、2名の利用者の方の目標に向けての支援や、日常生活での相談を受けています。まだまだ失敗する事や落ち込む日もありますが、周りの先輩職員のフォローや、利用者の皆様からの温かい言葉をいただき、頑張っています！

希望の家は、利用者の皆様にとっても職員にとっても、ひとり一人の個性を大切にし、できることを最大限に生かしていける環境であると思います。音楽療法や創作活動、日々の会話の中で、「できる事もできない事もその人の個性であり、魅力でもある」と感じています。また、地域の方との繋がりも大切にしており、沢山のボランティアさんが施設に来て協力して下さったり、毎月季節に合わせた行事も多く行われます。今年度はコロナウイルスの影響で行事なども少なく、参加できる機会がなかったのですが、いつか行事が再開されたときには、利用者の皆様や地域の方に楽しんでもらえるように努めていきたいと思います。

入職してまだ1年目なので、自分でできるようになった介助が増えると嬉しいです。また、私が提案した意見を、利用者さんが褒めてくださったり、受け入れてくださると、とてもやる気に繋がると感じています。