私は援助員として特養で働いています。
ノーマライゼーションという理念のもと、根拠に基づいたケアを実践しています。理念を具体化するための方針は「人権を守る」「民主的運営」です。
日々のケアでは、尊厳を守るという取り組みの一つとして、言葉遣いや相手の目線に合わせて話すということを意識して、同性介助や1対1でのケアを行い、プライバシーの保護、羞恥心への配慮等を行っています。
今までその人が暮らしてきた生活をきらくえんでも継続して行えるような取り組みとして、私のフロアでは競馬がお好きだったご入居者と競馬場に行ったり、お買い物に施設のバスに乗って、スーパーに行って、洋服やお菓子など自分の好きなものを買ってもらいました。また季節に合わせて、紅葉や花見をしに近くの公園に行ったりしています。
現在はコロナ禍でなかなか外出はできませんが、施設の中で出来る手芸や園芸などのレクリエーションを行っています。