ヘルパーの仕事をしている母親と夜の散歩をしている時に、認知症で徘徊しているおばあさんと遭遇したことがきっかけです。
そのおばあさんは、わたしのことを娘だと勘違いして手をつないだり「〇〇ちゃん」と名前を呼んだりしていましたが、私は怖くなってしまい何も出来ずにいました。
そんな中、母親は警察を呼びながらも私とおばあさんにやさしく声をかけ続け一緒に警察を待ってくれていました。
その姿を見て「かっこいいな」「わたしも困っている人にしっかりと手を差し伸べられるような人になりたい」と思い、福祉系の大学に入学しました。
その後は社会福祉士の勉強を中心にしていました。
働いている人の人柄、利用者さんとの関り方を見て「こんな人たちと一緒に働きたい」と思ったのが決め手でした。