【人に最期に携わることのできる素晴らしい仕事】
私は前施設でターミナルケアを多く経験しました。実際に受け持っていたご利用者を数名看取りました。看取り期に移行した際、専用のプランを作成するのですが、その作成に大変苦労しました。
毎週評価していき、その度に家族の思い、施設としての思い、そしてなにより本人の思い、色々な思いが錯綜する中で「ほんとうにこれでよいのか」と悩むことが多かったです。
身体的、精神的、社会的な問題などお亡くなりになった後に行うカンファレンスで反省する点も多々ありました。しかし、最期に「本当に良くして頂いて、ありがとうございました」という言葉を家族から頂いたり、ご利用者が苦しまず眠るように息を引き取った際などは、頑張ってよかったと大きなやりがいを感じます。