高校生の頃は吹奏楽部に所属しており、音楽の楽しさや奥深さを学んできました。好きな音楽を続けるため、吹奏楽部のある龍谷大学へ進学しました。社会福祉学科を選んだ理由は「なんとなく」で、当時は介護や福祉に興味はあまりありませんでした。2年間の学業を経て、学んだことを活かしたいという思いから就職先を介護業界決めました。そんなある日、高槻で行われた福祉就職フェアに参加した時、耳馴染みのある施設名を発見しました。それが『高槻けやきの郷』でした。はじめはどこで聞いたのか分からなかったのですが、よく考えてみると、高校生の時にやきの郷の夏祭りに依頼演奏で赴いていたことを思い出しました。同時に夏祭りでの演奏終わりに、演奏を聴いて下さっていたご利用者やスタッフの拍手が温かかったことも。施設見学や採用担当者の方との関りを通して、今度は私も夏祭りでの良い雰囲気を一緒に作り上げていきたいという気持ちに変化しました。