専門学校時代、多くの施設で実習をさせて頂きました。その中でも印象強く残っている事があります。それは、介護の現場は本当の意味でのチームケアということです。私が実際に実習先で経験した事ですが、ある実習先でご利用者の排泄介助について職員の方々が悩んでいる事がありました。多くの職員の方が悩んでいる中、まだ入職して間もない若い職員の方が提案した介助方法が、その利用者の悩みを解決する排泄介助に繋がるという事がありました。その時、介護現場は必ずしも経験豊かな方や、職歴が長い方が良い介助方法を思いつくとは限らないのだと知りました。良い介護の現場は新人、中堅、ベテラン、他職種と…多くの方の意見を取り入れることができる。また、どのポジションにいる方でも発言しやすい環境であることなのではないかと感じました。ちなみにその実習先は、現在の就職先でもあるさくら会です。